私の積立投資状況は以下の通り。
新興国株インデックスがそこそこ含み損になってきました。
(大和-iFree 新興国株式インデックス)
つきましては、新興国株インデックスやめようと思っています。
1.新興国株インデックス始めた理由
そもそもなぜ新興国株インデックスを購入し続けているのか。
積立投資を開始した時はほぼ何となくですが、
途中から意識したのは、以下2点。
・高いボラリティ
・人口ボーナスによる経済成長のポテンシャル
後述しますが、上記がそこまで魅力的でないことに
1年くらい前には気付いていて、それでも買い続けてきたのは
単なる惰性。あとは、あわよくば的な期待。
しかしその期待も期待で終わりそうです。とほほ。
2.私が保有する新興国株インデックスについて
私が保有する新興国株インデックスは以下2件。
大和-iFree 新興国株式インデックス
・ベンチマーク
FTSE RAFI エマージング インデックス(円換算)
・構成国
ブラジル、チリ、中国、インド、インドネシア、マレーシア、メキシコ、
ポーランド、ロシア、南アフリカ、台湾、タイ、トルコ
(資産の15.9%はアメリカ)
三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス
・ベンチマーク
MSCI エマージング・マーケット・インデックス(円換算ベース)
・構成国
中国、韓国、台湾、インド、ブラジル、南アフリカ、ロシア、メキシコ、
マレーシア、タイなど
(アメリカ無し)
目論見書によると、資産配分はだいたい、中国が3割弱、
台湾、ブラジルが10%ずつくらい占めているようです。
なので、人口ボーナスが見込まれる
インドネシア、マレーシア、インド、フィリピンを狙っていたのですが、
実はあまり投資できていなかったのが現状です。
3.なぜやめるのか
高いボラリティと言っても、下側。
2014年2月末~2019年1月末の実績で騰落率は以下の通り。
先進国株 36.2%~-17.5%
日本株 41.9%~-22.0%
新興国株 37.2%~-27.4%
上へのボラに対して、下側へのボラの方が高く
これであれば先進国株で良いと考えます。
リーマンショックでは新興国株の下落が-70%程度だったので、
そういう、明らか目に見える大暴落時に余裕があれば買うで
良いかと思いました。
人口ボーナスはアメリカもある。
アメリカは先進国の中でも数少ない人口増加国、
先進国の中で、若年層の人口が増加している国でもあり、
人口ボーナスも見込める国でした。
それであれば、先進国株で良いと考えます。
積立金額を鑑みて、そろそろ信託報酬を気にしたほうが良さげ
新興国株を300万円程度保有していますが、
同じ金額を楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)にしたら、
信託報酬で6,000円/年程度お得、
さらに投信マイレージというポイントも600円/年お得、
ということで、そろそろ、どうでもいいと言うのが
少し難しい金額の差になっています。
新興国株の利回りが、全米株式を0.3%でも上回れば解決するのですが、
上述の通り、下側ボラの方が気になり出したので、
相対的に安全な全米株式が望ましいと考えます。
新興国株インデックス
信託報酬 (税込)/年:0.3672%~0.648%
ポイント:月間平均保有額に対し年率0.01%
楽天・全米株式インデックス・ファンド(VTI)
信託報酬 (税込)/年:0.1596%程度
ポイント:月間平均保有額に対し年率0.03%
4.具体的にどうするのか
三菱UFJ国際-eMAXIS新興国株式インデックス
・積み立て停止
・10万円ずつくらい売却し、全米株に移行
大和-iFree 新興国株式インデックス
・積み立て5万円→4万円に減額
・含み益になるまで待機。
・含み益が出次第、10万円ずつくらい売却し、全米株に移行
こうして、最終的には
全米株式インデックス・ファンド(VTI)
一本になるのかな。