先日、パソコンのデータ整理を行っている際に、
約10年前を最後に更新が途絶えたお小遣い帳を見つけました。
2007/4の入社当時から、2010/3までの3年間、
まだマネーフォワードもなかった時代にせっせとつけ続けていたようです。
当時からマネーリテラシーの高さが伺えますね爆!
中身を見てみると、結構細かく付けていたようです。
例えば、2007年度のカテゴリ別支出と収入明細。
投資界隈では害悪とされているたばこやガソリン、
実家暮らしだった割に高い飲食費、そして、
分類分けの仕方が誤っていたとしか思えないNo.1出費額、その他の存在感。
当時はこれでヨシッ!としていたのですから、
時の流れとともに人は変わるものですね。
その時の思考が正しい誤っているではなく、いかにその時幸せだったか
評価ポイントはそれしかないと思っています。
そういう意味で、このお小遣い帳を付けていた時代の方が幸せと感じる私。
でもまぁ当時は、大学生に戻りたいと思っていたし、
大学生のころは高校生、その時は小学生に戻りたいと思っていたし、
もはや一生自分の幸せに気づくことはないと思われます。(いと悲し
さて、幸福感の比較は幸福の科学にゆだねるとして、このブログは投資系ブログです。
年度別の月間平均収支を比較してみました。
注目いただきたいポイントは、
この10年間で、毎月1.5倍もの金を使うようになった
という点です。
自分のこと日々節約頑張っていると思ってたし、
けっこうな倹約家だと自負していたし、
たやすく生活レベルを上げるなど愚の骨頂!くらいに思っていた割に、
全く逆の事実。
いや~、えらくなったもんですね!!!
内面は何一つ変わってないうんこ大好き人間のくせに!
たしかにね、昔は、土日はゲームとかDVD鑑賞だけしてれば満足だったし、
マッサージとかも行ったりはしませんでした。
今はどうでしょうか。
今の幸せに慣れると次の幸せを求める。
幸せに対する不感症は本当に厄介だと思います。
より幸せを感じるためにどうすればわからないから、
手っ取り早く金でごまかすしかない。
でも後から来た道を振り返ると、昔の方が幸せだったとか思い出す始末。
なんでしょーね。これ。
排水溝に髪の毛が詰まって流れなくなる水のように
私の欲求もより高い金をかけないと流れないようになってしまった。
もう一回、言います。
内面は何一つ変わってないうんこ大好き人間のくせに!
10年前のお小遣い帳を見て、猛省。
『不自由を常と思えば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思い出すべし。』
これは徳川家康の言葉で、以下のような意味です。
不自由が当たり前と考えれば、不満は生じない。
心に欲が起きたときには、苦しかった時を思い出すことだ。
うーむ。
苦しかった時がぱっと出てこない。
強いて言うなら常々苦しい。今もなお。
なので、とりあえず、きれいなお姉さんに癒されてこようと思います。
(予約、っと。 えへへ