10連休の人も多かったであろう2019年お盆休みも、
本日をもちまして終了となります。
お盆休み中も相場は動いていたわけですが、私の資産状況は以下の通り。
前月末と比較し、-1,117,480円。
月末には給料が入りますが、カード決済などの支払いを
差し引かれるので、劇的には改善しない見込み。
これは未だかつてない下落具合です。
自分のお金が先月から100万円以上減った。
普通は発狂してもおかしくないように思います。
夏枯れ相場という言葉がありますが、今年は本当に枯れてしまいそう。
※本来の意味は「市場参加者が減って値動きが少なくなること」のようですが。
過去5年間の月別資産増減推移
今月のこの資産減少具合がいかにひどいか。
以下は過去5年間の月別資産増減推移です。
2018年のトルコショックをまともに受けたときの-50万円や、
現時点で最高の2016年6月-646,250円をはるかに上回る勢い。
積立額が大きくなると、非情にエキサイティングな振れ幅を見せてくれますね。
この振れ幅のことをリスクと言いますが、まさにリスクが大きい状況。
ただ、今回は残念ながら下側ですが、今後、上昇相場が訪れた時には、
そのインパクトは計り知れないはずです。はず。そういう時、来るよね?
セルインメイというアノマリーが顕著
夏枯れ相場というアノマリーに触れましたが、
同じくセルインメイというアノマリーがあることは皆様ご存知かと思います。
セルインメイとは、5月に下落しやすいというアノマリーです。
※正しくは、「夏場は、株価が軟調になるので、その前の5月に株を売って、夏場は株を持たずに9月の中頃に再び株式投資を始めなさい」という意味だけど、結果的に売るから下落につながるので細かいことは気にしないwkck
実際、私の資産推移も過去5年間で4回、前月比で下落。
これは、給与をもってしてもカバーできなかったことを意味するので、
相当な下落だったのでしょう。
唯一、前月比を上回った2015年は、積み立て初期で単純に給与でカバーできただけ。
給与がなければマイナスでした。
給与の資産全体への寄与率が下がった今、思うこと
今後はより毎月の給与の資産全体への寄与率が下がるので、
世界経済の動向に左右されやすくなるでしょう。
それを受けて思うのは、インデックス投資がほったらかしで良いのは、
実は短くて、積み立て初期段階だけではないのかと。
ある程度積み上がった今、それを真に受けていては、
逆に資産減らしてしまうことになるのではないか、と。
「積立投資は資産増減を気にしないのが基本!」なんて言うけれど
気にしないなんてお金に余裕があるからできるんじゃないでしょうか。
まとまった金額になった段階、例えば私のように
資産の増減に対する給与の寄与率が著しく低下した段階になれば
もはや余裕資金ではなく、それが自分にとって生きていく上で必須なお金になるので。
「気になるのはリスクとりすぎだからでは?」なんて言うけれど
積立期間長くなると金が積まれてリスク高まるのは必然でしょ??
たとえそれが全体の10%、20%でも額が額になってるし、
何よりそこまでかけた「時間」もかけてるんだから。
もう時間は取り戻せない。待つという時間解決ができなくなる。
なので、結論。
ほったらかし投資で良いのは最初だけ。
ほったらかし投資の後はようやく「投資の基本」へ
中盤以降、自分にとって大きな金額になってきたら、
相場の状況は常に注視して、
必要に応じて動かなければならない。
リバランスとかじゃなく。
投資の基本である「安い時に買って、高い時に売る」にシフトが必須。
売ったら税金が取られる、とかありますが、
その税金以上の下落なんてしょっちゅうですし。
なにより、「金」と一緒にここまでも積み上げた「時間」を無駄にはできない。
時間面で取り返しがつかなくなる前に相場を意識して動こうと思います。
少しは相場を見る目がついたと信じて。