お金大好き!さきっちょだけブログ

36歳、男、独身、一人暮らしがさきっちょだけで資産形成に勤しみます。

9,000万円貯めても、心の貧乏性は治らない話

 

直近の資産が9,000万円を超えた。

 

 

昨年末に購入した米国半導体指数(SOX)の牽引が大きいところ。

 

自分で書いていても、なかなか現実味のない金額である。

投資を始めた頃の自分が聞いたら、かなり驚くと思う。

 

当時は、3,000万円くらいになったら人生が変わるものだと思っていた。

ワイングラス片手に夕日でも眺めているような自分を想像していた。

お金の不安から解放されて、細かいことは気にならなくなって、

他人にも優しくなって、人生を少し上から穏やかに眺めている。

そんな自分になっているのかなと、どこかで思っていた。

でも、現実はそこまできれいなものではなかった。

 

1億円までもう一息なところまで来ても、私は別にワイングラス片手に

夕日など眺めていない。

むしろスマホ片手にSNSを眺めて、よくわからないニュースやポストに

勝手にイライラしている。

資産形成はうまくいった。

けれど、自分という人間が自動的に立派になったわけではなかった。

 

今日はそんな徒然草。


お金には、間違いなく意味があった

最初に書いておきたいのは、お金に意味がないとはまったく思っていない

ということだ。

むしろ、お金にはかなり意味がある。

資産が増えたことで、昔よりも将来への不安は軽くなった。

何かあっても、すぐに人生が詰むわけではない。

転職や休職、セミリタイアの選択肢も、以前より現実味を帯びてきた。

会社で嫌なことがあっても、昔ほど「ここにしがみつくしかない」とは

思わなくなった。

老後の不安も、ゼロではないが、かなり薄まった。

これは大きい。

 

節約し、投資を続け、長期で資産を積み上げてきたことには、

間違いなく意味があった。

もし何もしていなければ、今よりもっと不安で、もっと会社に依存して、

もっと追い詰められていたと思う。

お金は人生の防御力を上げてくれる。

これは本当にそうだと思う。

 

ただし、人生の防御力が上がったからといって、

人間の器まで勝手に大きくなるわけではなかった。


いまだに数千円の買い物に抵抗がある

資産が増えても、急にお金の使い方が上手くなるわけではない。

いまだに、一度に数千円の買い物をするときに抵抗感がある。

数千円である。

資産全体から見れば、本当に誤差みたいな金額だ。

それなのに、いざ買うとなると考えてしまう。

「これは本当に必要なのか」

「今買わなくてもいいんじゃないか」

「この数千円を投資に回せば、将来もっと増えるんじゃないか」

こういう思考が、いまだに頭をよぎる。

もちろん、無駄遣いをしないこと自体は悪いことではない。

節約と投資を続けてきたからこそ、今の資産がある。

この慎重さは、自分を守ってきた武器でもある。

 

ただ、最近思う。

これは本当に堅実さなのか。

それとも、ただの心の貧乏性なのか。

 

必要なものや、少し生活を豊かにしてくれるものにすら、

過剰にブレーキを踏んでしまう。

楽しむためのお金を使うと、どこかで罪悪感が出る。

おそらくいくら資産が増えたとしても、数千円にびびる。

その事実が、なんとも自分らしくて、少し情けない。

 

お金が増えれば、心にも余裕ができると思っていた

昔は、お金がないから余裕がないのだと思っていた。

もっと資産が増えれば、自然と心も穏やかになる。

将来不安が減れば、人にも優しくなれる。

経済的な余裕ができれば、細かいことにイライラしなくなる。

そんなふうに考えていた。

でも、どうやら人間の器は、投資信託のように自動積立では増えてくれないらしい。

小さなことで普通にイライラする。

他人の言葉に引っかかる。

株価や為替が動けば、心も揺れる。(上でも下でも少なからず)

お金は増えたのに、自分の機嫌はまだまだ外部環境に握られている。

 

SNSを見すぎて、勝手に荒んでいる自覚がある

最近、自分でもよくないなと思うのが、SNSを見すぎていることだ。

ニュース。

コメント欄。

誰かの強い主張。

誰かへの批判。

対立を煽るような投稿。

極端に見える意見。

そういうものを見ていると、ものすごくイライラすることがある。

本当は、自分の生活に直接関係のない話も多い。

画面を閉じれば、それで終わるような話も多い。

それなのに、わざわざ覗きに行って、勝手に怒っている。

たぶん、SNSの飲み過ぎなのだと思う。

酒を飲み過ぎると体に悪いように、SNSを飲み過ぎると心に悪い。

しかも厄介なのは、怒っているときには、自分が正しい側にいるような

気分になることだ。

 

自分は現実をわかっている。

自分はおかしなものに腹を立てているだけだ。

自分はまともな感覚を持っている。

そう思いたくなる。

 

でも、本当にそうなのだろうか。

ただ単に、自分の不安や不満を、わかりやすい怒りに変換しているだけではないのか。

日々の疲れや閉塞感を、画面の向こう側にぶつけているだけではないのか。

そう思う瞬間がある。

 

1億円に迫ろうかという人間が、ワイングラス片手に夕日を見るどころか、

SNSを見ながら勝手に怒っている。

これが現実である。

かなり情けない。

 

あかの他人にも、身近な人にも、優しくできていない

正直に言うと、自分は身近な人だけに優しくできていないわけではない。

あかの他人にも、たぶん優しくできていない。

自覚はある。

もちろん、表面上は普通に振る舞っているつもりだ。

社会生活を送るうえで、最低限の礼儀は守っていると思う。

でも、内側では冷たいことを考えている瞬間がある。

マナーの悪い人を見て、心の中で憤りを感じる。

自分と違う考え方の人を、反射的に拒絶する。

自分にも弱いところは山ほどある。

未熟なところも、だらしないところも、情けないところもある。

それなのに、他人の弱さにはやたら厳しい。

身近な人に対しても同じだ。

疲れているとき。

余裕がないとき。

自分の思い通りにいかないとき。

本当なら大切にすべき相手に、雑な態度を取ってしまう。

後から考えれば、もっと優しく言えばよかったと思う。

でも、その場ではできない。


資産の増加という今までの推移だけ見れば、少しは人生をうまくやっているように

見えるかもしれない。でも、人に優しくできていない瞬間があるなら、人間としては

全然たいしたことがない。

資産形成はうまくいった。

でも、人間形成はまだまだ失敗だらけである。

 

心の貧乏性は、資産額では治らない

お金で解決できるものと、できないものがある。

お金は生活の土台を強くしてくれる。

選択肢を増やしてくれる。

将来不安を薄めてくれる。

これは間違いない。

でも、お金は人間性までは磨いてくれない。

心の狭さ。

不機嫌。

承認欲求。

ケチくささ。

他人への冷たさ。

身近な人への甘え。

感情の処理の下手さ。

こういうものは、資産額が増えたからといって自動的に消えるわけではなかった。

 

若い頃は、お金はなかった。

でも、根拠のない未来があった。

まだ何者かになれる気がした。

これからいくらでも変われる気がした。

 

年齢を重ねると、そういう曖昧な希望は少しずつ薄れていく。

体力は落ちる。

疲れは抜けにくくなる。

新しいことを始めるのが面倒になる。

守るものが増えた分、失う怖さも増えた。

若い頃はお金がなかった代わりに、未来を雑に信じることができた。

今はお金がある代わりに、未来を妙に現実的に見てしまう。

この感覚が、少し寂しい。

 

次に積み立てるべきもの

これからも資産形成は続ける。

1億円も目指す。

投資もやめない。

お金のことも考え続けると思う。

でも、それだけでは足りない。

次に積み立てるべきものは、金融資産だけではない。

 

機嫌の良さ。

他人への想像力。

身近な人への優しさ。

小さなお金を気持ちよく使う力。

デジタルデトックスする力。

休日を楽しむ力。

健康。

人間関係。

自分の感情を処理する力。

 

こういうものも、意識して積み立てないと増えないのだと思う。

証券口座の数字より、自分自身の中身を少しでもマシにしていきたい。

 

これが今の自分の最大の課題。

 

その資産額でミリタイアして本当に大丈夫?過去5大暴落期スタートで徹底比較

 

私の資産額はいろいろあって、8,800万円まで上昇しています。

 

投資家として賢明な皆様も最近はいろいろあって、資産額が過去最高を叩き出して、

正直、もう労働は自分次第な気がする~。

とか思ってるのではないでしょうか。

私もその一人です。

 

「あと○○万円貯まったらセミリタイアできるはず」

そも思ってここまで来た私ですが、でもいざセミリタイアできる状態になった時に、

いつも以上に念入りに計画しようとしてしまうのが、ずるずる傾向のある私です。

もちろん未来は誰にも分かりません。

 

ただ、計画にあたりいろいろ調べてみると、

重要なのは資産額ではなく"いつ始めるか"でした。

 

というわけで、開始年によってセミリタイア後の人生がどう変わるのかを

検証してみました。

 

 

 

 

シミュレーションにあたり、今回は、過去の相場環境の中から特徴的な

5つのスタート年をまずは選出。

 

比較対象とする年は以下。

1974年・1990年・2000年・2008年・2021年

まず、なぜこの5つの開始年なのか。

 

1974年(最悪ケース)

オイルショック後の高インフレ局面です。

さらに日本人投資家にとっては、その後の強烈な円高が待っていました。

「歴史上かなり厳しいケース」として採用しました。

1990年(現実的な逆風ケース)

日本のバブル崩壊直後です。

日経平均は長期低迷に入り、多くの日本人投資家にとって苦しい時代でした。

一方で米国株は長期成長期に入ります。

「良い時も悪い時も経験する現実的なケース」と言えます。

2000年(ITバブル崩壊ケース)

ITバブル崩壊からスタートし、その後リーマンショックも経験します。

セミリタイア直後に2度の大型暴落に遭遇するケースです。

私はこのケースが最も参考になると考えています。

2008年(リーマンショックケース)

世界金融危機のど真ん中です。

スタート直後は厳しいですが、その後は歴史的な米国株上昇相場が続きます。

「最悪のタイミングで始めたつもりが、結果的には大成功になるケース」です。

2021年(現在に近いケース)

コロナ後の株高局面です。

その後、

・高インフレ

・急速な利上げ

・円安

など現在の投資家が実際に経験している環境を反映しています。

私たちに最も近いケースです。

 

<参考>日経平均株価過去チャート

https://www.am-one.co.jp/warashibe/article/chiehako-20240823-1.html

 

<参考>NYダウ過去チャート

https://www.nomura.co.jp/fin-wing/column/economy-100years-2/

https://www.matsui.co.jp/fund/column/death-of-equities/

 

シミュレーション結果

条件は以下の通りです。(※1と同じ)

・初期資産8,000万円

・生活費30万円/月

・労働収入10万円/月

・資産取り崩し20万円/月

・NYダウ85%+日経平均15%

・NYダウ部分はドル円影響を反映

・課税口座(譲渡益課税考慮)

・リバランスなし

 

※1(関連)もし私が2021年12月末にセミリタイアしていたら

super-hatarakiman.hatenablog.com

 

月20万円取り崩し時の経過年別資産残高

開始年 20年後 30年後 50年後
1974年 約1,000万円 枯渇 枯渇
1990年 約8,000万~1.2億円 約1.2~2億円 生存可能性高
2000年 約6,000万~9,000万円 約8,000万~1.5億円 生存可能性高
2008年 約1.2~2億円 約2~4億円 非常に有利
2021年 約1~2億円 約1.5~4億円 高確率で維持

 

月35万円取り崩し時の経過年別資産残高

開始年 20年後 30年後 50年後
1974年 枯渇 枯渇 枯渇
1990年 約5,000万~1億円 数千万円~1億円 枯渇リスクあり
2000年 約2,000万~8,000万円 数千万円~1億円 厳しい
2008年 約8,000万~2億円 約1~3億円 生存可能性あり
2021年 約5,000万~2億円 約5,000万~3億円 不透明


この結果から見えてくること

私は当初、

「セミリタイアできるかどうかは資産額次第」

だと思っていました。

しかし結果を見ると、そう単純ではありません。

同じ8,000万円を持っていても、

1974年開始では枯渇し、

2008年開始では資産が大きく増えています。

つまり、

重要なのは資産額だけではなく、

『セミリタイア開始直後にどんな相場環境に遭遇するか』

なのです。

特に最初の5~10年は、その後の資産寿命を大きく左右します。

これがいわゆる

「シーケンス・オブ・リターン・リスク」

です。


私が出した結論

今回のシミュレーションを通じて、

私が重視すべきだと感じたのは、

「資産額をあと数百万円増やすこと」

ではありませんでした。

 

むしろ、

暴落しても株を売らなくて済む仕組みを作ることです。

 

例えば、

・生活費5年分の現金を持つ (※2)

・少額でも労働収入を維持する

・支出を柔軟に調整できるようにする

 

こうした対策の方が、

セミリタイア成功確率を大きく高めてくれるように感じています。

セミリタイアは資産額の勝負ではありません。

逆風が吹いた時にどう耐えるか。

今回のシミュレーションは、その重要性を改めて教えてくれました。

 

※2(関連)生活費〇年分の現金で憂いなし!リタイア後の暴落対策

super-hatarakiman.hatenablog.com

 

 

<おまけ>私のメイン投資信託

アメリカ半導体指数を半年前に購入し、すでに+76%。まだまだこれから説。

 

“いつでも辞められる”と思った日から、人生の難易度が上がった

 

私の資産額は8500万円を超えました。

1億円の背中も徐々に見えてきつつある中、筆者(私)の気持ちを

1万文字以内で述べました。

 

 

 

毎朝、満員電車に揺られながら

『早く会社を辞められるくらいお金が貯まればいいのに』

と思っていませんか?

私は長年、

「会社に依存しなくても生きられる状態」

を目指して資産形成を続けてきました。

収入を増やし、

支出を抑え、

淡々とインデックス投資を積み上げる。

派手さはありません。

ですが、

時間を味方につけながら、

少しずつ資産は増えていきました。

 

そして最近、

ようやく

「もし会社を辞めても、すぐには困らないかもしれない」

と思えるラインが見え始めました。

 

でも、不思議なことがあります。

本当に苦しかったのは、

お金がなかった頃ではなく、

“自由が見え始めてから”

だったのです。

 

会社が、人生を決めてくれていた

会社員には苦しさがあります。

人間関係。

理不尽。

評価。

異動。

納得できない仕事。

私自身、

何度も

「もう嫌だな」

と思ったことがあります。

でも今振り返ると、

会社という仕組みは、

人生の“レール”も同時に与えてくれていました。

朝起きる時間。

やるべき仕事。

毎月の給料。

評価基準。

キャリア。

周囲との比較軸。

つまり、

「考えなくても、とりあえず前に進める」

構造があったのです。

これは窮屈さでもあり、

同時に安心でもありました。


資産形成で得たのは、“自由”ではなく“選択権”

資産形成が進むにつれ、

少しずつ心境が変わっていきました。

以前ほど、

会社に怯えなくなったのです。

嫌な異動があっても、

「最悪、辞めればいい」

と思える。

理不尽な要求にも、

昔ほど心を削られない。

無理な付き合いも、

少しずつ断れるようになる。

これは、

“お金持ちになった”

というより、

「選択権が増えた」

感覚に近いです。

ここは、

資産形成の大きな価値だと思います。

単に贅沢できることではなく、

「嫌なことを減らせる」

こと。

それだけでも、

人生の息苦しさはかなり変わります。


でも、“自由”は人生を簡単にしない

ただ、

ここからが意外と難しかった。

会社を辞められる状態に近づくほど、

「じゃあ、自分は本当はどう生きたいんだ?」

という問いが重くなってきたのです。

会社員時代は、

良くも悪くも、

レールがありました。

でも、

自由に近づくほど、

そのレールが消えていく。

そして気づきます。

自由とは、

“何でもできる状態”

ではなく、

「自分で決め続けなければいけない状態」

なのだと。

何に時間を使うのか。

どこまで働くのか。

何を目指すのか。

どこまで資産を増やすのか。

誰と生きるのか。

会社員時代は、

ある程度、

社会が決めてくれていました。

でも自由になると、

その判断を、

全部自分で持たなければならない。

これは思った以上に難しい。

 

試されるのは、“お金”ではなく“人生のOS”

資産形成を続けていると、

つい、

「いくらあれば自由か」

を考えがちです。

でも最近、

本当に重要なのは、

資産額そのものではない気がしています。

むしろ必要なのは、

自分は何を大事にしたいのか

どんな日常を送りたいのか

誰と関わりたいのか

どんな状態を幸せと感じるのか

という、

“人生のOS”

の方でした。

お金は、

人生を完成させてくれるものではありません。

ただ、

「自分の人生と向き合う権利」

を与えてくれる。

そしてその瞬間から、

今度は“自分”が試され始めるのだと思います。

 

最後に

昔の私は、

「資産形成さえ成功すれば、人生はかなり楽になる」

と思っていました。

実際、

選択肢は増えました。

会社への依存も減りました。

心の余裕もできました。

でもその代わり、

「自分はどう生きたいのか」

という問いから、

逃げられなくなりました。

資産形成は、

ゴールではない。

むしろ、

“自分の人生を、自分で決めるスタートライン”

なのかもしれません。

 

あなたは今、どんな人生を自分で選びたいですか?

 

インデックス投資のデメリット。私の“次の一手”

 

「お金大好き!さきっちょだけブログ」へようこそ。著者のおいも@太郎です。

今回は、資産形成を真剣に続けてきたからこそぶつかるある種の虚しさと、

それを打破するための私の決断についてお話しします。

 

1. 画面上の数字が教えてくれないこと

直近の株価高騰で、証券口座の評価額が過去最高を更新している方も

多いのではないでしょうか。私もその一人です。

資産は数千万円規模に達し、客観的に見れば順調そのものと言えるでしょう。

しかし、ふと自分自身の生活を見渡したとき、ある違和感に気づきました。

違和感の正体は資産は増えたものの、生活の自由度は1ミリも変わっていないという

事実です。

精神的な余裕は確かにあります。ですが、コンビニで150円のコーヒーを買うときに

「贅沢かな?」と一瞬迷う自分は、資産が100万円だった頃から何も変わっていません。

それはなぜか。理由は単純です。

増えているのは「使えないお金」だから。

私の資産の大部分は、将来のために積み立てた「増えるまで売れない拘束資産」です。

しかも、どこまで貯めればゴールなのか、未だに正解が見い出せていません。

皆さんに問いかけたいことがあります。

あなたの資産は、今使えるお金ですか?

 

 

2. インデックス投資の構造的な限界

インデックス投資は、資産を増やす手段としては最適解に近いでしょう。

しかし、それは「今の自由」を増やすこととは別問題です。

キャピタルゲイン中心の虚しさ

S&P500やNASDAQ-100が最高値を更新すれば、画面上の数字は華やかに踊ります。

しかし、それは含み益という名の記号に過ぎません。利確して現金化しない限り、

日々のランチの質を上げることはできないのです。

複利の罠

利益が大きくなればなるほど、皮肉にも売れなくなるという心理的拘束が発生します。

ここで売ったら複利の効果が死んでしまうという恐怖。積み増せば積み増すほど、

その心理的負荷は重くなり、出口戦略はどんどん難しくなります。

時間の先送りという本末転倒

60歳の自分は、インデックス投資のおかげで裕福かもしれません。

しかし、今の30代・40代という貴重な時間を複利の維持のために捧げ続けるのは、

一種の複利の奴隷ではないでしょうか。


3. 必要なのは“資産”ではなく“キャッシュフロー”

私が導き出した答え、それは足りなかったのは資産額ではなく、

お金の流れ(キャッシュフロー)だったのです。

キャッシュフローを構築するために必要な要素は2つ。

 

1.    定期的に入ってくる収入

2.    自分でコントロールできる収益源

3.    相場に依存しすぎない仕組み

 

この候補には、配当株や不動産、副業など色々ありますが、私は「FX(トレード)」を

選択しました。もちろん万人に勧めるわけではありませんが、私にはこれが最も合って

いると確信しています。

将来の最低限の生活がインデックス投資で担保されつつある今だからこそ、リスクを

取って攻めに転じることができる。既存の資産を守り抜くことより、別のキャッシュ

フローの柱を立てることこそが、真の安全網になると考えたのです。


4. なぜFXなのか?それは再現性

FXと聞くとギャンブルを想起する方も多いでしょう。

しかし、私はこれを技術でカバーできる再現性のある資金運用だと捉えています。

具体的に何がどうという言語化にまで至ってはいませんが、実際、私は現在FXで

年利20%を稼ぐことができています。もちろん円安の流れに大いに助けられている

ことは間違いありませんが、少なからずその船に乗る、降りるは自分の意思で

実行していることです。完全に市場任せのインデックス投資では、この利回りを

自分の意志で出すことは不可能です。

また、レバレッジという資金効率もとても魅力的です。

 

<参考>FXトレード2026年

<参考>FXトレード2022年~2025年

5. 資産形成の“第2フェーズ”という考え方

これからは、資産形成を2つのフェーズに分けて考えるべきだと感じています。

・第1フェーズ:資産を増やす(インデックス投資)

「お金に働いてもらう」受動的なステージ。

・第2フェーズ:自由度を上げる(キャッシュフロー構築)

「自分も稼ぐ力を得る」能動的なステージ。

 

私は今、明確に第2フェーズへと足を踏み入れました。


6. まとめ:数字のその先にある自由を目指して

教科書通りの投資を続けていれば、確かに将来は安泰かもしれません。

しかし、資産が増えても自由には直結しません。自由は、キャッシュフローと

選択肢から生まれるものです。

自分の資産は、今、何を生んでいるか?

将来だけでなく「今」をどう生きるか?

資産形成のステージが変われば、取るべきリスクの質も変わります。

私はこれからも、FXを通じて今使えるお金を自力で生み出し、確実にその金額を

増やしていきます。本当の意味で人生をコントロールするために。

 

さあ、あなたも「次の一手」を考えてみませんか?

 

【FIRE出口戦略】生活費〇年分の現金で憂いなし!リタイア後の暴落対策

 

「リタイア後の暴落が怖い」「せっかく貯めた資産を安値で売りたくない」

FIREやセミリタイアを考えるとき、多くの人が不安になるのが

「資産の取り崩し」です。

4%ルールでは大丈夫と言われても、実際に株価が暴落している中で

資産を売るのはかなり怖い。

特にリタイア直後に暴落が来ると、安値で株を売ることになり、その後の回復局面に

乗れない可能性があります。

そんな不安を解消するひとつの答えが、今回シミュレーションする

「ハイブリッド取り崩しルール」

です。

ハイブリッド取り崩しルールとは

ただ定額を売却するのではなく、株価によって現金で賄うルールとします。

(リタイア直後に株価が下落し、その状態で売ると枚数を大きく減らし、

 その後の資金枯渇リスクを高めるため)

最悪のタイミングでリタイアした時に、このルールが前提の場合どうなるのか?

 

現在の私の資産状況および想定生活費(資産:7500万円、生活費: 毎月35万円)を

大前提とし、過去50年以上の株価推移データ(1970年~2026年)をもとに

シミュレーションしました。

その衝撃の結果と、そこから得られた教訓を共有します。

 

結論から言うと、今回のシミュレーションでは、生活費約5年分の現金クッションと、

リタイア後5年以内は株を売らないルールを徹底すれば、過去の最悪級の相場が

今後再度発生したとしても資産を減らすことはないことが見えました。

 

 

なお、人によりリタイア時点の資産額、必要な生活費は異なります。

ただ、共通するのはリタイア直後の取り崩し方を明確に決めておくことが

重要ということです。

詳細は以下をご参照ください。


1. シミュレーションの条件

資産構成: NYダウ 80% / 日本株 20%

鉄則: リタイア時点の株価を「1」とし、「1」未満の資産は売却せず、

その分を現金(貯金)から補填する。

現金は資産に含まず別途用意するものとする。(今回は7500万円とは別に現金を用意)

例:NYダウが好調(1以上)、日本株が不調(1未満)なら、

80%に相当する28万円分は株を売り、残り7万円分だけ現金で賄う。

※今回のシミュレーションはあくまで簡易検証です。

リタイア時点の資産高、毎月の生活費、株売却時の税金、手数料、為替、配当、インフレ調整などは

条件によって結果が大きく変わります。したがって、本記事では「厳密な将来予測」ではなく、

「暴落時に株を売らないルールがどの程度機能するか」を見ることを目的としています。


2. シミュレーション結果

以下3つのパターンでシミュレーションしました。

①1970年開始 NYダウ低迷期がリタイア開始時と重なるケース

②1989年開始 日経平均株価バブル崩壊がリタイア開始時と重なるケース

③2000年開始 ITバブル崩壊がリタイア開始時と重なるケース


資産別・現金補填シミュレーションおよび最終資産額(2026年4月時点)

開始時期 現金補填の合計額

NYダウ分 (80%)

補填月数 / 金額

日本株分 (20%)

補填月数 / 金額

2026年4月時点の最終資産
1970年1月 約 2,058万円

68ヶ月

1,904万円

22ヶ月

154万円

約 22億 5,000万円
1989年1月 約 1,680万円

37ヶ月

1,036万円

92ヶ月

644万円

約 5億 2,000万円
2000年1月 約 1,638万円

45ヶ月

1,260万円

54ヶ月

378万円

約 3億 8,500万円


各ケースの最終資産額に関する分析

1. 1970年開始:資産22.5億円(約30倍)

リタイア初期に約2,000万円という多額の現金を消費しましたが、そのおかげで

NYダウが800ドル台という超破格の安値で仕込まれた株を1枚も手放さずに

済みました。その後の「米国株の黄金時代」と「日本株バブル」をフルポジションで

通過したため、毎月の取り崩し額(35万円)が資産成長に対して誤差レベルになり、

資産が天文学的に膨らみました。

2. 1989年開始:資産5.2億円(約7倍)

バブル絶頂期という「最悪のタイミング」でのスタートでしたが、最終的には資産を

7倍近くに増やせています。これは、日本株が低迷している間、現金を盾にして日本株

を売らずに持ち続けたこと、そして資産の80%を占める米国株がその後の30年で大きく

成長したことが要因です。もしルールを決めずに日本株を安値で投げ出していたら、

この結果は得られませんでした。

3. 2000年開始:資産3.85億円(約5倍)

ITバブル崩壊直前の開始でも、資産は5倍以上に成長しています。

2000年代の「停滞する米国株」を現金で耐え忍び、2013年以降の強気相場に株数を

維持したまま突入できたことが、この力強い右肩上がりのグラフを作りました。

 

<参考>日経平均株価長期チャート

https://www.am-one.co.jp/warashibe/article/chiehako-20240823-1.html

 

<参考>NYダウ長期チャート

https://www.nomura.co.jp/fin-wing/column/economy-100years-2/

https://www.matsui.co.jp/fund/column/death-of-equities/

 

4. 検証:現金を使う基準は「1.0」からどこまで下げられるか?

もう一つシミュレーションします。

3億やら22億やら保有していても、それを持って死ねるわけではありません。

ならば、もう少し生きている間に何かしらに使いたいものです。

「資産を7500万円(元本)のまま維持できればOK」という守りの視点に立ったとき、

現金補填の基準をどこまで下げられるか(=どこまで安値での売却を許容できるか)

を検証しました。


資産7,500万円を維持するための「限界基準値」シミュレーション

開始時期

設定した

限界基準値

現金補填の合計額 NYダウ分 (80%)補填月数 / 金額 日本株分 (20%)補填月数 / 金額 2026年4月時点の最終資産
1970年1月 0.8 約 1,015万円

31ヶ月

868万円

21ヶ月

147万円

約 15億 4,000万円
1989年1月 0.55 約 462万円

9ヶ月

252万円

30ヶ月

210万円

約 2億 5,000万円
2000年1月 0.6 約 504万円

11ヶ月

308万円

28ヶ月

196万円

約 2億 2,500万円

 

1. 1970年開始:なぜ基準を下げられないのか?

1970年開始の場合、基準を「0.80」より下げてしまうと、オイルショック時の

50%近い大暴落の底付近で株を売り続けることになります。

リスク: 下落の「底」で株を売ると、株数が劇的に減少します。すると、1980年代以降

の爆発的な上昇相場が来ても、増えるための「種銭(株数)」が足りず、取り崩し額

(年間420万円)が資産成長を上回ってしまい、元本割れへと一直線に向かうリスク

が生じます。

教訓: 初期に大きな谷がある場合、基準を高く保ち「株数を守る」ことが、元本維持の

絶対条件です。

2. 1989年・2000年開始:基準を大幅に下げられる理由

これらのケースは、開始直後の数年~十数年の間に「資産が一度大きく増える時期」

が含まれています。

リスク分散: 資産が一度1.5倍~2倍に育ってしまえば、その後に暴落が来ても、元の

7,500万円までは大きな距離(バッファ)があります。そのため、基準を「0.55」や

「0.60」まで下げ、現金の消費を500万円程度に抑えつつ安値で売却しても、最終的に

元本を割り込むことはありませんでした。


5. このシミュレーションから得られた「究極の出口戦略」

今回の分析で、リタイア生活を安定させるための「黄金のロードマップ」が

見えてきました。

【鉄則1】リタイア直後5年は「基準1.0」を可能な限り死守せよ

リタイア直後に株を安売りしてしまうと、将来の資産増殖チャンスを永遠に失います。

最初の5年は「少しでも基準を割ったら現金を使う」という厳格なルールで、

株の保有枚数を守り抜くことが、その後を安泰にします。

【鉄則2】生活費の約3年分を100点としてそこに可能な限り近い現金を用意する

資産が減る恐怖と、あらかじめ用意する現金も最小限にとどめらることを目標とする

場合、過去50年間の実績からして1970年開始の33ヶ月分でした。

それが用意できれば、その後を安泰にします。

【鉄則3】資産が1.5倍を超えたら「守りのモード」へ

運用が順調に進み、資産が1.1億円(1.5倍)を超えたあたりで、ようやく現金を使う

基準を0.8や0.7に下げることができます。ここで初めて「手元の現金を減らさない」

方向にシフトしても、元本割れのリスクはほぼありません。


まとめ:リタイア初期のルールが一生の自由を決める

資産を減らしたくないからといって、暴落時に現金をケチって株を売るのは

本末転倒です。初期は現金を大胆に使い、株を守る。

資産が育ったら基準を下げて、現金を温存する。

この時間軸による戦略の使い分けこそが、リタイア時点の資産を枯渇させることなく、

むしろ増やしてしまいさえする現実的な出口戦略なのです。


編集後記

1970年~2026年のデータを見る限り、1974年付近を開始点とした時に必要となる

2,100万円強が、事実上の理論的上限値(最大必要額)と言えます。

したがって、どんな時代でも生活費の5年分(60ヶ月分)の現金を持てという教訓は、

この歴史上の最大地雷を踏んだとしても生き残れる、極めて強固な守りであると

断言できます。

ただし、1929年世界恐慌がセミリタイア開始と重なったら、、、諦めましょう。

NYダウが元の水準(基準1.0)に戻るまでに25年かかりました。

もしこの時期にリタイアしていたら、現金2,000万円(5年分)では到底足りず、

資産は完全に枯渇していたでしょう。アーメン。

 

 

【FIRE出口戦略】取り崩しで精神を病まないための仕組み構築方法

 

資産が増えるのは嬉しい。でも、これを取り崩して生きていく自分を想像すると、

正直、今から怖い。

 

そんな本音を抱いたことはありませんか?

総資産を順調に伸ばし、世間一般では「アッパーマス層」や「準富裕層」と呼ばれる

ステージに来てはいる私ですが、実は最近、ある種の「恐怖」を感じ始めています。

それは、「出口(取り崩し)の設計がゼロ」だという事実です。

 

今回は、なぜ「4%ルール」のような理論だけでは精神が持たないのか。

そして、一サラリーマンである私が、将来の自分を守るために描き始めた

「ハイブリッド型の出口設計図」を公開します。

 

1. なぜ「資産を売る」のはこんなに怖いのか(科学的根拠)

「理論上は、資産1億円を年利4%で回して400万円ずつ引き出せば、資産は減らない」

頭ではわかっていても、私たちの「本能」はそれを拒絶します。

カーネマンが提唱した「損失回避性」

行動経済学者のダニエル・カーネマンは、人間は得る喜びよりも、失う苦痛を

約2.25倍強く感じるという「損失回避性」を明らかにしました。

10万円増える喜びより、10万円減る痛みの方が圧倒的に重いのです。

生存本能と神経経済学

最新の神経経済学の研究でも、資産の減少を目の当たりにしたとき、脳の

扁桃体(不安や恐怖を司る部位)が強く反応することが分かっています。

狩猟採集時代、蓄え(食料)が減ることは即「死」を意味しました。

現代の私たちが残高減少に恐怖を感じるのは、生命の危機と誤認している生物学的に

正常な反応なのです。

さらに「人生100年時代」。自分がいつまで生きるか分からない、一体いくらあれば

良いのかという不確実性が、この枯渇リスクへの恐怖を加速させます。


2. 「理論」と「感情」のギャップ:4%ルールの盲点

多くの20代・30代が「新NISAでオルカン一本」など人気の投資先で突き進んでいます。

資産最大化という観点では最も効率的ですが、これには「出口での心理的ハードル」が

一切考慮されていないと考えます。

シミュレーションの残酷さ

例えば、資産1億円に到達した直後に大暴落が来たらどうなるでしょうか。

・資産1億 → 7,000万円(▲30%)

・この「逆風」の中、生活費30万円を引き出し続ける。

これは投資家として言えば、「年利▲30%の投資先に、さらに追い打ちで出金し続ける」

という極めて異常な行為です。

2022年のように「株価下落+物価上昇」が同時に起きた際、4%ルールを実践していた

人たちが味わったのは、「予定より早く資産が減っていく」という逃げ場のない恐怖

でした。

 

結論として、取り崩しへの恐怖は根性論ではなく、取り崩し依存度100%という

ポートフォリオの構造的欠陥から来ているのです。


3. 【実録】資産8,000万の私が描く「取り崩し依存度を下げる」設計図

かく言う私も、これまではSOX指数やオルカンなどの「資産最大化」に全振りして

おり、出口戦略はゼロです。今のままでは、リタイア後に精神を病むのが目に

見えています。

そこで、私が構築を始めたのが、「リスクを分散したハイブリッド型の収入源」です。

 

理想のポートフォリオ配分(月30万想定)

収入源 金額(月) 役割 固有のリスク
資産取り崩し 10万円 資産の最大化 暴落時のシークエンスリスク
配当(ETF等) 10万円 準・不労所得

減配リスク、

税効率の悪さ

不動産(家賃) 10万円 現物インフラ

空室、修繕、

金利上昇

AI副業 (プラスα) キャッシュの増強 収益の不確実性、アルゴリズム変更


戦略のポイント

・不動産(家賃)の導入: 証券市場と相関の低い「家賃」という実体のある

キャッシュフローを構築します。ITスキルを活かしたデータ分析と、低金利の

住宅ローン等を活用し、暴落時でも「振り込まれる安心感」を確保します。

・AI副業の仕組み化: 資産を削る代わりに、AI(デジタルクローン)に稼がせ、

インフレ耐性を高めます。(これは鋭意研究中)

 

「取り崩し依存度」を3分の1にまで下げること。 これが、暴落時の精神的ダメージを

3分の1にするための、収入の分散戦略です。


4. 20代・30代のサラリーマンへ:「心のインフラ」作りを

資産形成の手法を学ぶのは当たり前です。しかし、それ以上に重要なのは、

将来の自分が「恐怖」で足を止めないための「心のインフラ(入金の仕組み)」を

デザインしておくことです。

「0 or 100」で考えない

いきなり不動産は無理でも、配当株を数%混ぜてみる、

AIツールを触って副業の種をまくなど、準備は今日からできます。

出口の多角化こそが真の自由

資産形成は単なる「貯めるゲーム」ではありません。

「自分だけの出口戦略」を今から描いておきましょう。

 

今はまだ資産が少なくても大丈夫、月1万でもインカムを仕込める資産形成を

進めていくことが大事と考えます。


まとめ:今日からできること3選

1.    プロスペクト理論を自覚する: 「減るのが怖いのは本能だ」と割り切る。

2.    インカムの種を一つ選ぶ: 高配当株、不動産、副業。興味のある分野を調べる。

3.    自分の「理想の配分表」を作ってみる: 取り崩し依存度を何%まで下げたいか

可視化する。

 

 

あなたの出口戦略や、将来の「取り崩し」に対する不安をぜひコメントで

教えてください!一緒に「最強の出口」を考えていきましょう。

 

インフレがチャンス?住宅ローンを完済しない理由

 

先日、記事にした通り、総資産8,000万円に到達しました。

 

super-hatarakiman.hatenablog.com

 

同時に住宅ローンを完済できるだけの資産も確保したことになりましたが、

私は絶対に今このローンを完済することはありません。

今回は、なぜ私が完済を選ばないのか、その合理的な背景と、

会社員として実践している「感情を排除した資産管理術」についてお話しします。

 

1. 「低金利レバレッジ」を最大限に活かす思考

世間では「ローンは早く返してスッキリしたい」という感情論が根強いですが、

投資の観点から見れば、住宅ローンは個人が利用できる「最強のレバレッジ」です。

 

比較項目

住宅ローン維持 一括完済
コスト(金利) 年 0.4% ~ 0.6% 程度 0円
期待利回り 年 5% 〜 10% 以上(運用継続) なし(機会損失)
団信の有無 あり(万が一の保障) なし

 

現在、私のポートフォリオの主軸であるSOX(半導体指数)やNASDAQ100は、

住宅ローン金利を遥かに上回る成長を続けています。

低金利で資金を借り、その資本を市場に置いておくことこそが、

資産を指数関数的に伸ばす鍵です。

 


2. インフレ時代、現金を持つことの「リスク」

物価上昇が続く現在、現金の価値は相対的に目減りしています。

一方で「借金」は、インフレが進むほど実質的な負担が減っていきます。

つまり、低金利で長く借り続けること自体が、強力なインフレヘッジ(防御)

になるのです。

 

 

3. IT屋の仕組み:感情をデータで上書きする

8,000万円を超えると、1日の資産変動が数十万円単位になることも珍しくありません。

このプレッシャーの中で冷静でいるために、私は以下の「仕組み」を構築しています。

情報のデジタル標準化(CSV管理)

本を読んでも、数日で忘れて行動が変わっていない、

そんな経験はありませんか?

私は読書で得た知恵をすべてCSVファイルに蓄積、定期的に見返すことで、

再利用可能な資産にしています。

管理項目: 日付、書籍名、重要フレーズ、明日から変える行動

具体例: 『暴落時こそが最大の買い場』というフレーズを登録し、

     行動欄に「VIX指数が〇〇を超えたら機械的に買い増す」と記述。

 

暴落時にパニックになりそうな時、過去の冷静な自分が重要だと判断したフレーズを

再認識することで、感情ではなく、蓄積されたデータに従うことができます。

これが私の投資スタイルです。

AIを活用した意思決定の補助

情報の洪水から本質を抜き出すため、AIを専属の投資アナリストとして

活用しています。

分析の壁打ち: 海外の最新レポートを読み込ませ、「このニュースが

私のポートフォリオ(SOX・NASDAQ100)に与えるリスクを3点挙げて」と指示。

バイアス除去: 自分の投資判断をあえて否定させる「悪魔の代弁者

(デビルズ・アドボケート)」を演じさせ、思い込みによるミスを排除。

「自分がどう思うか」ではなく、「AIならこのデータをどう解釈するか」を

突き合わせることで、投資の精度を飛躍的に高めています。

 


まとめ

3,000円の積立から始まった私の積立投資も、仕組み化と合理的な判断を

積み重ねることでここまで来ました。

住宅ローン完済という安心感をあえて捨て、その資本を成長に投じる意識が、

資産形成のステージを引き上げると考えます。

一緒にアップデートし続けていきましょう。