お金大好き!さきっちょだけブログ

36歳、男、独身、一人暮らしがさきっちょだけで資産形成に勤しみます。

サービス残業したい奴もいる。

 

ふと思いました。

 

よく、会社のサービス早出、サービス残業がブラックだブラックだ騒がれますが、

部活の朝練、部活後以降の自主練と一体何が違うのだろう、と。

 

例えば高校野球の全国レベルのチームは1年のうち、361日は練習しています。

おまけに、寮に住まわせ、衣食住徹底管理。

そして、その状況下においても、自主練。

 

ブラックだの人権だの騒ぐのであれば、こちらも同様ではないのでしょうか。

 

それなのに、彼らが頑張っているのは、他ならぬ意欲があるから。

 

前提として、成果ではなく過程(残業してる人が偉い的な)重視の

正当な評価をせず、単純に立場の弱い者から労働力を搾取し続ける

会社は、言うまでもなくブラックです。

(歴史上、それで過労死が頻発したから現在の法律や考え方があることは理解)


そうではなく、健全な成果主義の場合はどうなのか。

勝つか、負けるかだけで評価される組織である場合。

サービス残業は、ありかなしか。

 

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部活と会社の時間外、そこに自主性があるかないかは、

実はさほど違わない気がしています。

部活の場合は、より良い結果を出すために練習を行わざるを得ない。

一方、会社も、個人・企業としてより良い結果を出すために業務を行わざるを得ない。

そのトリガーは、誰かが暗黙で決めたルールかもしれない。

もしくは、部活も会社も自主的にしないと、周り・業務量に追いつかず

最終的には自分が苦しむことになるからかもしれない。

 

私はどちらか言えば後者の感覚。

 

周りが練習してるのに自分は遊んでたら追いつけるはずなくて、

補欠まっしぐら。チャンスも減ってきて、そのうち補欠固定。

仕事も同じく、成果が出ないと低評価。

チャンスも与えられず、給与も上がらず、給与上げたいなら辞めるしか無い。

 

となると、能力が低いものが良い結果を出そうとしたら、

それなりに自主性を発揮しないと周りに追いつき追い越せないのは当たり前。


会社の場合は、コストの問題や法律の問題があるので、

自主性があってもそのまま業務に当たれない難しさがあるけど、

個々の能力によって目指す成果に到達するまでの時間が異なるのは当然。

良い結果を出そうとしたら、やるしかない。

 

意欲がある者が

朝練、部活後以降の自主練、

所定時間外の早出、残業

という行動に至っている場合は決してブラックな組織ではないはず。


そこにモチベーションがない場合はとっとと去った方が良い。

それができないなら、それなりの評価を受け入れるしか無い。


周り追いつき、追い越すためには、他の人以上に練習が必要だし、

評価、給料上げたいなら、ほかの同僚や企業が処理している以上の業務は必然。

それが無理な低モチベーションは、黙って去るのみ。


部活も会社も良い結果残すために「自主性」って普通。

おそらく、過去、その「自主性」という言葉を利用して

労働者を奴隷のように扱う会社が溢れたから、

現状のような法規制や常識に至っているとは思うので、

自主的なサビ残がありと思う自分は、だいぶありがたい状況に

いるのだとは思いますが。

 


サービス残業が不幸なのではなく、

本当の不幸は「モチベーションが上がらない組織にいること」です。