お金大好き!さきっちょだけブログ

36歳、男、独身、一人暮らしがさきっちょだけで資産形成に勤しみます。

インデックス投資家はなぜこうも嫌われるのか。

 

Twitterで見かけたあるつぶやき。

 

『インデックス投資しているインデックス信者』

『インデックスしかやってない人は、いかなる個別株投資をも語る資格はない!』

『暴騰、暴落、いずれにしてもイキる積立マン』

『全然ほったらかせてないほったらかし投資』

『「投資に時間をかけずもっと有意義なことに時間を使える」と言うけど、

 Twitterで他人の投資手法の批判するだけ』

『〇〇でミュート』される側。

 

――インデックス投資家はなぜこうも嫌われるのか。

 

もしかして私の気のせいかもしれません。

私の目に映る人々の言動に偏りがあるのかもしれません。

そうだとしたら良いのですが、どうもこの疑問が頭をかけめぐり、

夜も眠れなくなっています。(鬱一歩手前)

 

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インデックス投資が資産形成の上で安全、かつ効率的なのは

誰の目からしても間違いないのだとは思いますが、

いかんせん、10年以上、下手したら20、30年という長期戦になる上、

月数万円投入をえんえん続けなければ意味がないという苦行に近いし、

あと、とにかく、なんかださいし笑という理由で宗教扱いされます。


そして、宗教には戦争がつきものなのか、単純にその特性上、暇だからか、

常に何かの理論を語りたがります。

テーマは盛り沢山、なように見せかけて、いつも定番&ループメニュー。

信託報酬への熱き想い、から始まり、アクティブファンドのありなし、

リスク許容度、生活防衛資金、マネーハック関連、FP、保険要否、

車を所有することのコスト、賃貸・持ち家、などなど。

どこかで見た既視感満載の同じ話を、まるでディアゴスティーニみたく定期的に論ずる。

そこに意識高い系発言やインスタ映えランチ写真もトッピングされ

それはもう派手に着飾って原型を知る由もなくなった貴婦人の集い状態。

もはや、インデックス投資の話が出る確率はサファリパークでのケンタロス遭遇率と同値か。

 

でも、その理由は、ちょっぴりおバカな私でも容易に想像が可能。

インデックス投資は誰でもできるお手軽がウリな投資法だけに、

話すことなど何もないですよね。よく分かります。

インデックス投資してる人のブログ2,3個開いて、

そこからテキトーに何か選んで、積立金額設定したら、はい終了、

あとは時の流れに身を任せて時折やってくる暴騰、暴落に興じていれば良いのですから。


さらに、意見が異なる別の投資家(個別株派とか)が現れたらエンカウント。

あっという間に投資界隈を賑わせる終わりなき宗教戦争へ。


もめ事も多いですが、インデックス投資家のためのイベントは多く、

一体となりそれを盛り上げます。

そういったイベントやオフ会で出会ったインデックス投資家たちはムラを形成し、

オンラインでも内輪ネタで盛り上がり無関係の人々のTLを埋め尽くすリプ祭り。

 

自身の意見の賛成派コメントにはコメント付きリツイートで応酬、

否定派、もしくは疑問視するコメントは完全スルー。ついでにブロックなうwww

イチローばりのその選球眼と左右に打ち分けるバッティング、さすがです。


こんな素敵なインデックス投資&インデックス投資家が

なぜこうも敬遠されるような印象を受けるのか。


考え方によっては、ださいからでしょうか。はたまた小人感全開だからでしょうか。

だささの真髄は市場の平均だけをひたすら狙い続けるという向上心のなさからなのか。

はたまた、ストライクだけ取るために完全に置きに行く棒玉が器を小さくするのか。

そのくせ、なぜか時折見せる上から目線、これがダメなのか。

いつもリスクリスクリスク言って、勝負しにいった者たちを、

あたかも単純にリスク意識に乏しい馬鹿と揶揄するからか。

まれに本気のバカもいるかもしれないけど、純粋に金儲けするため

リスク取りにいっただけのことなのに。

それをどこかの誰かが書いたバイブル的な本から

「サルが選んだ銘柄と結果は同じだった的な話を持ってきて、

果敢に攻めた者たちを笑う点も関係ありそう。

 

インデックス投資家ってなぜかほかの投資法を否定する。

 

ちゃんちゃらおかしいぜ!

インデックス投資がださいのか、

インデックス投資家がださいのか。

みんながみんなそうでないことは百も承知ですが、

少なくともこういう疑惑が出るはインデックス投資だけ。

個別株、高配当株、FX、これら発のそういう論争は見たことない。


だから嫌われるのかな?


でも、これだけは言わせてください。

 

僕はそんなインデックス投資家が大好きです。

何より、投資にイケてるイケてないは無いんですよ。

その人の年齢、状況、考え方、経験に基づいて、その時それが選択されただけ。

私はいろいろ失敗して能力のなさに気が付きインデックス投資に全力投資ですし。

 

インデックス投資家の中で声がやたらでかいのは、

クラスに必ず2、3人はいた陰キャだったんじゃないかと思います

そのくせプライドは高く自己主張は強い。

自分は陰キャではないと思っている。

 

いやいや、完全に陰キャです。

 

陰キャな私が言うのだから間違いない。

と思うのですが、本人としてはまばゆい光を出す光の戦士なのでしょう。

そうであるとすれば、インデックス投資家は聡明な方々ばかりなので

リアルも非常に充実しておられると見えます。

おすすめ情報満載のありがたいブロガーも

リアルではまさかまさかの役立たず、とか

そのギャップにクスっと笑える展開は期待できなさそうなので残念です。

 


インデックス投資家はなぜこうも嫌われるのか。

仮説はいろいろありますが、結論出ずということで。

 

謎は深まるばかり。