人は死が近づいたとき、なにかしらの後悔の念を抱くようです。
ある看護師が末期患者と接する中で、
「人生で一番後悔していることはなにか?」と聞いたとき、
トップ5の回答が以下のものです。
他人が望むような生き方でなく、自分らしく生きればよかった
一生懸命働かなければよかった
自分の気持ちを正直に言えたらよかった
もっと友達と連絡を取ればよかった
もっと自分を幸せにしてあげればよかった
私の場合は何でしょう。
何かしら後悔すると思うのですが、今時点で思いつくものがありません。
自分らしく生きてると思うし、
言うほど働き過ぎではないと思うし、
自分の気持ちとして特に思うところは無いから言いたいこともないし、
友達とは適度な距離感だし、
自分は戦地に生まれた子供に比べたら圧倒的相対的幸せだと思うし。
あえて思うとしたら、もっと家族や友達を大切にすればよかった。
特に母。
クソばばぁだなんて思った回数は62万回にも及びますが、
私を立派な人間に育ててくれたことはマジ感謝。
でもそんな母に、決して、親孝行できていないわけではありません。
成績は中高万年300/320位で補習レギュラー入りでも、
それでも法に触れることとか道徳に反することはしなかったし。
つまり、真面目・まとも・元気に生きているだけで親孝行できていると思います。
そして、現時点までも、引きこもりとかニートとかにならず、性犯罪とかせず、
13年間もの長期スパンで立派に働いていることだけでも、
素晴らしい孝行であると自負しています。
唯一、母を駐車違反の身代わりにしようとしたことは
たしかに、いつか母に謝らなければならないかもしれないけど、
考え方次第では、良い思い出だよねと開き直ることもやぶさかではありません。
何より、今もこうして母のことを考えていることも親孝行だなんて、
「人の死は忘れられた時である」とか誰かのセリフを鑑みると
そう思うことはあながち間違ってはいませんね。
と考えると、結局、母も大切にできている気がしてきました。
結論。
自己肯定感が高いと後悔することが無くなる。